就活中に出会ったオジサン
先日、就活で名古屋に行っていました。
その時、偶然出会ったオジサンとしばらく話し込んでいて、今後の人生について思ったことを記録しておこうと思います。
結論として、以下の点が大切だと感じました。
- 清潔感
- 職場以外のコミュニティ
- ネット環境
- 外出・遠出
出会ったオジサンは一切面識の無い方です。東京から目的を決めず、いらしたそうです。
とある企業の説明会後、別企業での最終面接まで数時間あり、駅付近を歩き回っていました。 その後、名古屋駅付近の開けた場所で座っていた際に話しかけられました。
私も時間を持て余していましたし、歩き疲れていたので、話をしました。
そして、前述の点は、今後念頭において生きていかなくてはならないと思いました。
1. 清潔感
その方は、控えめに言っても、綺麗な格好をしていませんでした。
シミだらけのズボンに、ボロボロの鞄が印象に残っています。
私は、就活中である事も相まって、一瞬関わることを躊躇いました。 しかし、話をすると、一般的な男性でした。
第一印象には、清潔感が重要ですね。
年齢に関係なく、気をつけるべきであると感じました。
2. 職場以外のコミュニティ
話の流れもあり、私は「どうして一人で名古屋に来たのですか?」と尋ねました。
すると、「職場の人は、皆結婚していて、遊ぶ人がいない。」と。
その方は、独身一人暮らしだそうで、寂しそうに言っていました。
しかし、口にはしませんでしたが、私は「羨ましい」と思いました。 (少々踏み込み、貯金の話もしたからですかね。笑)
私たちの世代は、「結婚」に消極的であると思います。
経済的、精神的、趣向的な諸々の事情によるものだと思いますが、私自身も生涯独身でいたいと思っています。
そして、生涯独身を貫き、このオジサンのように寂しさを感じないで居るためにも、何かコミュニティに属していることが必要であると思いました。
「家族、職場以外にも、精神的に属しているコミュニティ」
これが必要であると。
そして、ブログが丁度、これに当てはまると。
3. ネット環境
ネット環境が必要というのは、ブログを書いているので当然の事です。
しかし、オジサンと話していて、必要性を再認識しました。
この方、ネット環境を一切利用していませんでした。「電話は川に落としてから、持っていない」といった方です。
これが、「寂しい」と感じる理由なのかと思いました。
私も一人暮らしですが、友人と遊びに行くなど滅多にしません。
それでも、寂しいとは感じません。ネット環境があるためです。
私にとっては、ネット環境=精神的なコミュニティだからです。
4. 外出・遠出
オジサンは寂しそうにしながらも、楽しそうでもありました。
自由に好きなところに行けるからだそうです。(話を聞いていると風俗店ばかりでしたが…)
私は、研究で欝状態の時、外で散歩すると楽になったことを思い出しました。
やはり「どこかに行く」という行為は、精神的に良いのですね。
学部生の頃に、一人旅を習慣にしておくべきでしたね。少し後悔。
まとめ
普段、年の近い学生との会話がほとんどなので、年の離れた方との雑談も新鮮でした。
些細な出来事でしたが、人生というモノを考える良い機会になりました。
余談
別れ際に、オジサンにコーヒーとお茶を買って貰いました。笑
そして、最終面接もしっかり行ってきました!